「行政手続きのオンライン化」

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行政書士法人アベニール新橋オフィスの杉本です。

今回のブログのタイトルは「行政手続きのオンライン化」です。

行政の手続きについてはこれまで申請書を紙に出力し、そこに押印して役所に提出するというのが、日本では一般的でした。

しかし新型コロナウイルス感染症の全国的な蔓延もあり、公的な申請書類について

「押印廃止」「郵送での申請も可」を認める手続きが増えました。

また将来的には2025年までに対面が必要な手続きを除く98%の行政手続きを

「オンライン上」で完了できるようにするという目論見があるとも聞きます。

オンライン化については様々な公的な手続きを横断的に行う事ができるトータルのシステムの構築とともに、申請者の本人確認をオンライン上でどのように行うのか(恐らくマイナンバーカードを利用)

またこれまで紙ベースで提出をしていた各種証明書や許認可を取る際の要件該当性を疎明する書類(建設業許可の実務経験証明のための過去の請求書や注文書関係など)

をどのようにオンライン上で取り扱うのかなどまだまだ課題や未知数な点も多くありますが、オンライン化を進める流れはこれからも続いていくと感じています。

行政書士としてはこれまでの「書類の作成+添付書類の整理・取得⇒代理申請」という流れと違う仕事内容となっていき、その変化についていけるように常に準備していく必要があると考えています。

また一方でオンライン化が進めば地理的・時間的制約がなくなり広範囲の方からのご相談に対応できるになるというプラスの面もあると思います!

今回は「行政手続きのオンライン化」についてお話を致しました。行政書士の杉本でした。

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