行政書士法人アベニールの杉本です。
今回のブログのタイトルは「在留カードの偽造とその確認方法について」です。
外国人の方が日本で在留する場合、その在留目的ごとに在留資格・期間・期日・住所・顔写真が記載・添付された「在留カード」の発行を受け、日々携帯して生活をすることとなります。この在留カードは残念ながら「偽装した在留カード」を作成し、販売している業者もおり、時々ニュースなどでも「摘発された」というニュースが流れています。
こういった偽装の在留カードの作成や購入は当然、犯罪ですが自分の会社に就職やアルバイト希望できた外国人が携帯するカードが果たして本物のカードか否か初見では中々見分けるのが難しいほどに「偽装の在留カード」も巧妙な作りになりつつあります。
在留カードについては日本の紙幣や硬貨同様、透かし文字やホログラムによる処理がなされておりますが、令和2年12月25日からは在留カードにICチップが組み込まれており、
この情報を読み取る事で本物が否かを判断する事が容易となりました。
在留カード等読取アプリケーション サポートページ | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
また出入国在留管理庁のWEBサイト「在留カード等番号失効情報照会」にてカードの番号を入力することで失効したカードか否かも調べる事が可能です。
以上、本日は在留カードの偽装とそれを見破る手段についてお伝えしました。
弊社は外国人の在留資格申請を専門とする行政書士事務所ですので、外国人の雇用や外国人との婚姻を計画している方で手続きに不安のある方はお気軽にご相談ください。
行政書士法人アベニールの杉本でした!