行政書士法人アベニールの杉本です。
今回のブログのタイトルは「マイナンバー取得のメリット」です。
政府は「2023年3月までに全ての国民がマイナンバーカード取得済み」を目標とし、
その実現に向けた施策が実施されています。
例えば2022年9月末までにマイナンバーカード取得の申請を行うことで最大20000ポイントの「マイナポイント」を手に入れることができるなど、本格的な導入に向けて進められています。
マイナンバーカードを取得することのメリットしては
・「本人確認書類」として利用できる
・各種証明書取得の手間が減る
が特に大きいと感じます。
地方で何か本人確認を受ける必要があるとき多くの人は「運転免許証」を提示しています。
一方、都市部の場合、そもそも運転免許証を持っていない人も多く、未成年者や運転免許を持っていない人が利用しやすい証明証となるかと思います。
また現在は、基礎年金番号や健康保険者番号、住民登録番号など保険や年金それぞれ
に番号がありますが、そういった物もマイナンバーで全て管理ができるようになるため
手続きの手間を減らすことができると言えます。
さらに住民票や印鑑登録証明書など、これまではそれぞれ管轄する市役所や法務局にて
手続きが必要だったものが、コンビニで証明書を取得できるようになります。
まだまだIT化が進んでいる他国に比べて、遅れている印象も正直ありますが
一方で行政書士として日々、業務をしていると「新型コロナウイルス感染症の流行」と
それに伴う「対面機会の減少の必要性」から、公的書類への「印鑑」の押印が必要な書類が大幅に減少し、これまで紙で窓口に持参しなければいけなかった手続きなどについても
オンライン申請が導入されるようになり、徐々にではありますが、環境に合わせて日本でもオンライン化が行政手続きの中で広がりつつあるとも感じます。
行政書士の杉本でした。