「酒販免許の収支の見込みについて」

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行政書士法人アベニール新橋オフィスの杉本です。

今回のブログのタイトルは「酒販免許の収支の見込みについて」です。

酒類の販売業免許を申請する際は申請書内において「酒類の仕入れ予定先」や「購入する数量・金額」などを記載し、単年度での収支の見込みを記載する必要がございます。

この収支の見込みについてですが、算出根拠を記載する項目もあり、目標をどのように設定して

申請するのが良いかという点で悩まれる事もあると思いますので、簡単なポイントをご説明致します。

・収支は必ず「黒字」になるように設定する

収支目標については事業者の規模によりスタートの事業年度の仕入れや収益予定に差異は当然あると思いますが、大切なポイントとしては必ず最終の収支は「黒字」である必要がございます。税務署としても事業を展開するにあたり売れば売るほど「赤字」になる会社に免許を付与する事はできないためです。なお事業による収支目標については販売予定数量など、どうしても実際に事業を運営してみないと実態が分からない部分もございますが、

あくまで申請時点での「目標」ですので、実際の免許付与後の実数と開きがあっても差し支えはありません。

・所要資金について

収支計画により「酒類を仕入れる量や単価、その他導入する機材や維持費等」が概算で

出るかと思います。

この事業の開始をするに当たって必要な「所要資金」については自己資金で賄う場合は「残高証明書」か「通帳の写し」、融資を受ける場合には「融資証明書」を添付する必要がございます。

当然ですが、この所要資金よりも金額の低い証明書や預金通帳の記録ですと、事業を運転する資金がある事を証明できていない事になりますので、必ず所要資金よりも多い金額の証明書を準備する必要がございます。

酒販免許を新しく始めたいが申請書を含めて、自分で準備するのが大変!という方は

まずはお気軽にご相談ください。

行政書士法人アベニールの杉本でした。

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